ポストカードクラフトスマンの、しっかりとしたブログ

「しっかりとした」といっても自分の中で、ということです。ブログ自体はとても拙いです。

小さい頃の小さい話 part2

まだまだ保育園時代のことを覚えている。

あるとき、新しく先生*1がやって来た。その先生は他の先生よりも若く、顔立ちも整っていたことからすぐに園で一番の人気先生になった。その頃は何も思わなかったが「結局、世の中顔」ってことなんだなーと今では思う。まあ子供だからなのだろうが。ぶっちゃけ僕自身も先生で覚えているのはその人だけだ。

その先生だけを覚えている理由は他にもある。ある日、僕は廊下で給食の台車に手をおもいっきり踏まれてしまった。すると、その先生がすぐさま駆けつけ、僕を近くの外科病院まで自ら運んでくれたのだ。幸い異常はなく、すぐに戻れた。とてもありがたいことで、感謝しているのだが、僕がこの事を濃く覚えているのは親に繰り返し「あの時はありがたかったねー」と言われ続けたからである。小6ぐらいまで言われた。あと、その語り口調が「我が子を急いで病院まで連れていってくれたことへの感謝」よりも「若い保育士大活躍の痛快ストーリー」のようだったのが気がかり。

こんな僕にも保育園の頃には浮いた話もあった。相手の女の子は僕のことがとても好きだったらしく、なんでも好きなものを書いて良いと言われて渡された紙に僕の名前を書くほどだった。彼女と友達が僕を取り合って喧嘩になるなんてこともあった。小学校の入学前検診も一緒に回り、5、6年生の女子達にちやほやされたこともあった。僕もさほど悪い気はしなく、このまま結婚するのかなーとか思ったりもした。でも小学校に入ると普通に自然消滅。すれ違っても目も合わせない。まあ、4、5歳の頃の恋愛なんてこんなもんだ。

いや、そういうの中2とかで経験したかったわ。園児の時に経験しても何の糧にもならない。

*1:前回の記事で保母さんと呼んでたけど、先生でした。シクったってことです。